「当たり前だろ!俺とお前は親友だからなっ!!」
「・・・・・しん、ゆう??」
「1番大切な友達ってことだよ。ずっと俺たちは友達だ!」
「飛皋のこと、好きだよ!」
「・・・なっ・・・・・・お前、恥ずかしいことを平気で・・・」
「なぁに!?”俺たち”ってことは私は仲間はずれ!?」
「だってお前は女だろ?男同士の友情に女はいらないの!!」
「まぁ、ヒドイわ!」
「じゃあさ、香蘭!!大きくボクのお嫁さんになってよっ!」
「えっ!?」
「香蘭好きだから!ずっと一緒だよ」
「・・・・・・・お前、意味分ってんのか!?俺に好きって言うのと香蘭に言うの意味が違うんだぞ!」
「え?どうして???・・・何が違うの??」
「いや、その・・・男と女は・・・・だから・・・・・・・・・・」
「何が違うの?」
「だーーーーーっ!!!つまり、そういうのは大人になってからってことだよっ!!!」
「クスクス・・・」
「えーーーーっ!!何が違うのーーー!!」
「難しいことは分んないけど、でも。大きくなって、ボクが大人になっても香蘭も大人になってもずっと好きだったらお嫁さんになって!」
「え・・・」
「・・・こいつ、こんなとこで告白かよ・・・」
「大きくなってからね!」
「うんっ!!!」
それは小さな小さなころの、まだ何も知らない純粋無垢な少年の頃。
親友だから・・・
大好きだから・・・
そんな思いに亀裂が入るのはまだ少し先のこと。